思い出は心の中へ

         大野悦子

 

引っ越しの荷物を解かないまま

押入れに忘れ去られた段ボール箱を

三〇年ぶりに開けてみた

 

好きなときに好きなだけ

縫い針を持ちたいと願って

パッチワークを楽しんだ日々が

よみがえってきた

電車通りにあったパッチワーク教室も浮かんだ

クリスマスの絵柄も

旅先で買い求めた藍染も

あれもこれも懐かしい布ばかり

一枚一枚に思い出がある

床に広げたハギレの山は宝の山

 

いつの日か

年を重ねた息子が見つけたら

どんな顔をするだろう

私には宝物でも

息子には重たいだけの箱・・・

 

思い切って手離そう

一枚だけを手もとに残して

 

 

          令和二年

          インターネット木曜手帖

 

*コメント    宮中雲子

 詩は材料の良しあしで、出来具合がきまる

ものですが、毎回よく材料選びをしておいでです。

題も「思い出は心の中に」と、工夫が見られます。

引っ越し荷物について詳しく書いておいでですが

書きたいのはハギレの事です。

そこで1節はあっさりと導入だけにするといいですね。

というところで手を入れてみました。

 

 思い出は心の中へ         

          大野悦子

 

三〇年ぶりに開けてみた

引っ越し荷物のダンボール箱

 

床に広げたハギレの山から

気ままに縫い針を持ちたいと

パッチワークを楽しんだ日々が

よみがえってきた

電車通りにあったパッチワーク教室も浮かんだ

クリスマスの絵柄も

旅先で買い求めた藍染も

あれもこれも懐かしい布ばかり

一枚一枚に思い出がある

私にとっては宝の山

 

いつの日か

年を重ねた息子が見つけたら

どんな顔をするだろう

私には宝物でも

息子には重たいだけの箱・・・

 

思い切って手離そう

一枚だけを手もとに残して

| 木曜会会員(コメント) | 22:47 | comments(0) | - | ↑TOP
bottom
一人の部屋で

       大野悦子

 

スマホの着信音に驚いた

友人からの

マスクの作り方動画だった

「お元気ですか 

コロナウイルスが怖くて

近くに暮らしながら

なかなか会えませんね」

メッセージもうれしい

 

動画を繰り返し見た

長い間

針と糸を持たない私にも

できるような気がしてきた

 

 子育てに夢中だった若い日の

 楽しいひととき

 いつも先生は手芸の得意なあなた

 縫い針を動かしながら

 「痛っ・・」と言えば

 なぐさめの声が返ってきた

 

懐かしい季節を思い浮かべながら

引き出しのハンカチを並べて

マスクの布選びに迷っている

時間を忘れて・・・

 

    令和二年八月

インターネット木曜手帖

 

 *コメント   宮中雲子

いいお友達との、うれしいメール。

心をゆすられる数々のことを詩にしていくのは

すてきなことですね。

スマホの音に驚かれたのでしょうが、この作品では

驚くというのは、さして意味がありません。

「スマホで届いたのは」くらいで、さらりとうたい

出しましょう。

2節と3節、少し手を入れました。

一点に集中して、うたいこんでおいでなのが

いいですね。この調子で書き続けてください。

 

 

ひとりの部屋で           

       大野悦子

 

スマホで届いたのは

友人からの

マスクの作り方動画

「お元気ですか 

コロナウイルスが怖くて

近くに暮らしながら

なかなか会えませんね」

メッセージもうれしい

 

動画を繰り返し見た

長い間

針と糸を持たない私にも

できるような気がしてきた

 

 子育てに夢中だった若い日

 手芸の得意なあなたに教わりながら

 共に過ごした楽しいひととき

 縫い針を動かしながら

 「痛っ・・」と言えば

 なぐさめの声が返ってきた

 

懐かしいあの頃を思い浮かべながら

引き出しからハンカチを取り出して

マスクの布選びに迷っている

時間を忘れて・・・

 

| 木曜会会員(コメント) | 05:51 | comments(0) | - | ↑TOP
bottom
誕生日 息子へ

               大野悦子

 

昭和五十七年六月一七日の朝

大脇先生は診察をするなり

「今晩 生まれそうだ

予定日は七月二八日か

早いけれど頑張ってみるか・・・」

先生の祈りの込められたつぶやきに

私も覚悟を決めた

 

痛みが押し寄せてくるたびに

母が背中をさすってくれた

病室のベッドで破水 分娩室へ運ばれた

たくさんの声に励まされ

その日の午後三時五二分

産声を聞いた

二八三〇グラムの男の子

ほっとしたのもつかの間

ひと月あまりも早かったので

保育器のお世話になった

 

手を動かすたび

ネームバンドが抜けるほどの細い腕・・・

新生児室の窓越しに見守った

 

会える日を待っていたよ

しあわせになろうね

 

       インターネット木曜手帖

       令和二年七月

 

 

*コメント     宮中雲子

 お子さん誕生の折の不安と喜び。書きたかった

ことを、しっかり書いておいでになります。

 けれど詩としては、ちょっと欲張って、すべてを

書いてしまわれたことを残念に思います。

 一節の、お医者さんから早めに生まれそうと

聞いての決心。そのあたりで、一つ書けそうですね。

 二節の出産のあり様はまた一つの作品に。

 そして、生まれた喜び。新生児室で見守る母と

しての思い。

 それぞれ、もっと突き詰めて書くといいですね。

 この作品は、散文的ですが、あなたの経験の一つ

として、息子さんのためにも残してお上げになると

いいでしょう。

 年号など、縦書きで送っていらしたので、漢数字を

使っていたのですが、五十七とか一七のように一を

十と使ったりだと読みにくいので統一しましょう。

ここでは、横書きですので算用数字の方が読みやすい

と思います。

 

 

誕生日 息子へ

               大野悦子

 

昭和57年6月17日の朝

大脇先生は診察をするなり

「今晩 生まれそうだ

予定日は7月28日か

早いけれど頑張ってみるか・・・」

先生の祈りの込められたつぶやきに

私も覚悟を決めた

 

痛みが押し寄せてくるたびに

母が背中をさすってくれた

病室のベッドで破水 分娩室へ運ばれた

たくさんの声に励まされ

その日の午後3時52分

産声を聞いた

2830グラムの男の子

ほっとしたのもつかの間

ひと月あまりも早かったので

保育器のお世話になった

 

手を動かすたび

ネームバンドが抜けるほどの細い腕・・・

新生児室の窓越しに見守った

 

会える日を待っていたよ

しあわせになろうね

 

       インターネット木曜手帖

       令和二年七月

 

 

 

| 木曜会会員(コメント) | 01:31 | comments(0) | - | ↑TOP
bottom
蒼の叫び

      大野悦子

 

三歳の蒼はぬり絵の手をとめて

不意に何かを思い出したように

「カンキ カンキ カンキ」と

立ち上がった

あっけにとられていると

リビングの大きな窓ガラスを開けた

届かない小窓は

いすによじ登って

 

叫び声は

「開ける」という動作から

文字が浮かび上がった

コロナウイルス感染予防の「換気」だ

幼い心にも

普段と違う空気が伝わるのか・・・

もう

何日も幼稚園は休んでいる

 

五月にしては

肌寒い風を感じながら

ドラえもんの続きをぬり始めた

 

 

     インターネット木曜手帖

     令和二年六月

 

*コメント     宮中雲子

 こんな小さい人にも、コロナは強く

影響を与えているのですね。

何日も幼稚園は休んでいる  では、

蒼ちゃんが休んでいるみたいですよ。

そこで、休みが続いている  としました。

 

2節から、3節へのところ、何か欲しくて

少し言葉を補ってみました。

言葉を補ったところ、次に書いてみました。

 

もう何日も

幼稚園は休みが続いている

 

窓を開け放って

安心したのか

五月にしては

肌寒い風を感じながら

蒼はドラえもんの続きをぬり始めた

 

| 木曜会会員(コメント) | 17:20 | comments(0) | - | ↑TOP
bottom
懸賞品が届いた

                 大野悦子

 

宅配便の荷物には

間違いなく私の名まえがあった

 

包みを解いてゆくと・・・

くじ運のない私に

当選のお知らせと一等賞の賞品が届いた

懸賞に応募したことさえ

すっかり忘れていたから驚いた

 

まるで炊飯器と同じデザイン

ふたを開けるとお釜がある

その中に食材と調味料を入れるだけで

おいしい料理が出来上がるという

 

さっそく試してみた

味見も火加減もお任せで

サバの味噌煮が二〇分ほどで出来上がった

悔しいけれど

私のそれよりもおいしい

 

 お釜の何が起きていたのだろう

 のぞいてみたい不思議で仕方がない

 

一等賞のおかげで

世界の料理が食卓に並ぶでしょう

 

       インターネット木曜手帖

       令和二年五月

 

*コメント  宮中雲子

 一等賞お目出とうございます。

このテーマは、商品が届いたということでしょうか。

ちょっと疑問に思い「一等賞のおかげで」にしました。

このほうが印象が強いと思います。

2節の3行目は商品が届いたことは、1節でもう

分かっていますので、「届いた」はカットしましょう。

筋が通って、よくわかりますが、どちらかというと

散文的なのが気になります。

それに、結びが弱いですね。という次第で5節と6節を

やりなおしました。

「商品が届いた」ということと、「一等賞のおかげで」

と、二つに分かれていますね。どちらか一つに絞ることが大切です。

 

 

一等賞のおかげで

          大野悦子

 

宅配便の荷物には

間違いなく私の名まえがあった

 

包みを解いてゆくと・・・

くじ運のない私に

当選のお知らせと一等賞の賞品

懸賞に応募したことさえ

すっかり忘れていたから驚いた

 

まるで炊飯器と同じデザイン

ふたを開けるとお釜がある

その中に食材と調味料を入れるだけで

おいしい料理が出来上がるという

 

さっそく試してみた

味見も火加減もお任せで

サバの味噌煮が二〇分ほどで出来上がった

悔しいけれど

私のそれよりもおいしい

 

一等賞のおかげで

思い浮かべる料理のメニユーが

一気に広がる

 

| 木曜会会員(コメント) | 19:22 | comments(0) | - | ↑TOP
bottom
バスの中から

       大野悦子

 

バスは赤信号で停車した

 

メロディーが鳴ると

歩行者はいっせいに

スクランブル交差点に繰り出した

杖を頼りに歩くおばあさんは

足早に歩く人々に追い越されても

動じない

歩いては立ち止まり

また

歩いては立ち止まる

歩行者信号が点滅を始めても

そのくり返し

 

手をつなぎたくなるような

おばあさんの歩みで

間に合うのだろうか・・・

 

つり革を持つ手に力が入った

 

バスは

おばあさんを見届けてから

ゆっくりと動き始めた

 

 

     インターネット木曜手帖

     令和二年四月

 

*コメント   宮中雲子

 やさしいまなざしが感じられて、いいですね。

大体いいのですが、メロディは鳴るというでしょうか。

ここは「メロディが流れ始めると」にしてはと思います。

いまひとつ、3節の「おばあさんの歩みで」という

ところ、「おばあさんの歩み」で区切ったほうが、

歯切れがいいですよ。

今回は、手を入れるところが少しなので、参考までに。

 

| 木曜会会員(コメント) | 20:54 | comments(0) | - | ↑TOP
bottom
父の願い

       大野悦子

 

生家を壊すことになったとき

父だけは

ピアノを手放したくないと譲らなかった

しぶしぶ我が家の居間に引き取った

長い間置き物のようにそこにあった

今では

父の形見のようでどうすることもできない

 

ある日

遊びに来た孫がピアノに気がついた

低い音を鳴らして

ドシンドシンとぞうさんのまねをする

高い音をかき鳴らして

小鳥になって歌を歌う

けん盤をたたきながら楽しそう

 

ピアノが喜んでいる

何十年ぶりにピアノの笑い声を聞いた

 

父の嬉しそうな顔も浮かんだ

 

インターネット木曜手帖

令和2年三月

 

*コメント     宮中雲子

 お父様が手放したくないとがんばられたピアノ。

よく書けていると思います。この詩で注意して

おきたいのは、”置物のように“と

“形見のように“と、”ように”が続けて

出てくることです。これを避ける工夫を

してありますので見てください。

 ピアノはずっとそこにあるので、”ずっと

居間にある“と現在形にしましよう。

“ピアノの笑い声“は、気持ちとしては

わかりますが、もう少し抑えた表現にしても

いいかと思います。

 

父の願い           

      大野悦子

 

生家を壊すことになったとき

父だけは

ピアノを手放したくないと譲らなかった

 

しぶしぶ我が家に引き取ったが

長い間 置き物然とそこにあるピアノ

今では

父の形見のようでどうすることもできない

 

ある日

遊びに来た孫がピアノに気がついた

低い音を鳴らして

ドシンドシンとぞうさんのまねをする

高い音をかき鳴らして

小鳥になって歌を歌う

けん盤をたたきながら楽しそう

 

ピアノが喜んでいる

何十年ぶりに聞いたピアノの弾んだ音

 

父の嬉しそうな顔も浮かんだ

 

               

| 木曜会会員(コメント) | 02:27 | comments(0) | - | ↑TOP
bottom
初めての車いす

        大野悦子

 

風邪をこじらせた私は

入院することになった

看護士さんは

病室まで歩こうとする私に車ぃすを薦めた

 

車いすに乗る日がくるとは

五つも十も

年をとったようで情けなかった・・・

 

看護士さんは車いすを押しながら

「お部屋は502号室をご用意しました」

ホテルの客室に案内されるようで

可笑しかった

談話室を通りかかったとき

「朝乃山の取り組みが近づくと

いつも談話室の大きなテレビ画面の前に

患者さんたちが集まって来られるちゃよ

富山出身の力士を応援するわいね」

 

看護士さんの富山弁の

力のこもった明るい声に

私も励まされたような気がした

 

 

      インターネット木曜手帖

      令和二年二月

 

*コメント   宮中雲子

 風邪こわいですね。今年はウイルスが

世界的に広がって、マスクを離すことが

出来ません。

作品よくかけています。うたい出し、

「風邪をこじらせた私は」とありますが、

私はなくても分かります。ここは「風邪を

こじらせ入院」でいいですよ。

「車いすに乗る日が来るとは・・・

とたんに 十も年を取ったようで

情けなかった」でいかがでしょうか。

「・・・」も、より効果的な使い方を

工夫しましょう。

看護師さんの言葉もうまく取り入れられて

いますね。

 

 

初めての車いす           

        大野悦子

 

風邪をこじらせて

入院することになった

看護士さんは

病室まで歩こうとする私に車ぃすを薦めた

 

車いすに乗る日がくるとは・・・

とたんに 十も年を取ったようで

情けなかった

 

看護士さんは車いすを押しながら

「お部屋は502号室をご用意しました」

ホテルの客室に案内されるようで

可笑しかった

談話室を通りかかったとき

「朝乃山の取り組みが近づくと

いつも談話室の大きなテレビ画面の前に

患者さんたちが集まって来られるちゃよ

富山出身の力士を応援するわいね」

 

看護士さんの富山弁の

力のこもった明るい声に

私も励まされたような気がした

 

 

 

| 木曜会会員(コメント) | 10:03 | comments(0) | - | ↑TOP
bottom
ボクの夢

         大野悦子 

 

お正月に

遊びに来ていた孫の蒼にせがまれて

電車を見に出かけた

 

カンカンカンカン・・・

けたたましくなる警報機の音をまねて

通過列車を待っていると

特急電車が目の前を走り去った

吹き飛ばされそうな速さに

孫は私にしがみついた

 

「バイバイ バイバイ・・」

電車が見えなくなるまで手を振った

 

あおちゃん

電車のうんてんしゅさんになりたい

 

特急電車が夢を運んできた

 

令和二年一月

 

*コメント    宮中雲子

 新しい年、初の投稿ですね。

新年にふさわしい、夢を運んだ詩

いいですね。

孫の蒼…とあり、あおちゃんとでて

くるのですが、一般の読者にとっては

孫だけの方がわかりやすいかと思います。

「警報機の音をまねて」は、まねながらに、

あおちゃんは、ボクにしました。そのほうが

題の「ボクの夢」にも一致すると思います。

 

ボクの夢              

             大野悦子 

 

お正月に

遊びに来ていた孫にせがまれて

電車を見に出かけた

 

カンカンカンカン・・・

けたたましくなる警報機の音をまねながら

通過列車を待っていると

特急電車が目の前を走り去った

吹き飛ばされそうな速さに

孫は私にしがみついた

 

「バイバイ バイバイ・・」

そのスピードに憧れの目を向け

電車が見えなくなるまで手を振った孫

 

「ボク

電車のうんてんしゅさんになりたい」

 

特急電車が夢を運んできた

 

 

 

| 木曜会会員(コメント) | 21:22 | comments(0) | - | ↑TOP
bottom
定期券

      大野悦子

 

夕方の駅の構内

私とマスクをかけたおじいさんは

高校生のズボンのポケットから

何かが落ちたのを見た

おじいさんは拾って

「おーい おーい」と呼んだ

私はおじいさんから受け取って

急いで届けた

 

「ボクの定期券・・・」と

お礼を言いかけた笑顔に

マスクのおじいさんが

拾ってくれたことを伝えると

高校生は

おじいさんのもとへ走って行った

 

定期券は

ズボンのポケットに帰ることができて

喜んでいる

やさしい心の持ち主も

喜んでいる

 

今日だけは

満員電車の憂鬱を忘れた

 

         インターネット木曜手帖

         令和元年十二月

 

 

*コメント         宮中雲子

令和元年の最後の公開作品になりましたね。

よく書き続けてくださって嬉しいです。

タイトル「定期券」だけでは、そっけないので

「嬉しい定期券」としてみました。

駅構内の出来事ですので、その後著者が満員電車に

乗るところまでは、持って行かないほうが、定期券の

受け渡しが、鮮明に浮かび上がってくると思います。

 

 

嬉しい定期券

                        大野悦子

 

夕方の駅の構内

高校生が ズボンのポケットから

何かを落したまま行ってしまった

近くにいたおじいさんは拾って

「おーい おーい 定期券」

と叫んだ

見ていた私は 

おじいさんから受け取って

急いで追いかけた

 

「ボクの定期券・・・」と

お礼を言いかけた笑顔に

私は 

「拾ったのはあのおじいさん」

と 伝えた

高校生は

おじいさんのもとへ走って行った

 

定期券は

ズボンのポケットに帰ることができて

喜んでいるだろう

| 木曜会会員(コメント) | 11:01 | comments(0) | - | ↑TOP
bottom
CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
LINKS