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白いヤモリ

      中原千津子

 

風呂場のすみで

白いような 薄紫色のような

手足のあるものが 動いた

7センチのヤモリだ

 

裸の私は狼狽する

網戸もある二つの小窓 入るはずもない

あとは バスタブの排水口

あんた どうして来たのよ!

 

どうしよう?

目をつむって ドアを閉める

置き去りだ 明日考えよう

 

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