<< 干し柿に懐かしい人が | main | 二十日の月 >>
寝顔は穏やか

      宮中雲子

 

家族を次々見送り

九十歳を越えて

病院のベッドで眠り続ける叔母

 

見舞いに行って 傍らにいても

たまに薄目を開けるだけ

不思議なものを見る目つきで

私を見て

少し微笑み また眠る

 

煩悩から解き放たれ

平安の世界に

身を委ねているのか

その寝顔は穏やか

| 木曜会(編集委員) | 00:00 | comments(0) | - | ↑TOP
bottom
コメントする









CALENDAR
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
LINKS