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初めての車いす

        大野悦子

 

風邪をこじらせた私は

入院することになった

看護士さんは

病室まで歩こうとする私に車ぃすを薦めた

 

車いすに乗る日がくるとは

五つも十も

年をとったようで情けなかった・・・

 

看護士さんは車いすを押しながら

「お部屋は502号室をご用意しました」

ホテルの客室に案内されるようで

可笑しかった

談話室を通りかかったとき

「朝乃山の取り組みが近づくと

いつも談話室の大きなテレビ画面の前に

患者さんたちが集まって来られるちゃよ

富山出身の力士を応援するわいね」

 

看護士さんの富山弁の

力のこもった明るい声に

私も励まされたような気がした

 

 

      インターネット木曜手帖

      令和二年二月

 

*コメント   宮中雲子

 風邪こわいですね。今年はウイルスが

世界的に広がって、マスクを離すことが

出来ません。

作品よくかけています。うたい出し、

「風邪をこじらせた私は」とありますが、

私はなくても分かります。ここは「風邪を

こじらせ入院」でいいですよ。

「車いすに乗る日が来るとは・・・

とたんに 十も年を取ったようで

情けなかった」でいかがでしょうか。

「・・・」も、より効果的な使い方を

工夫しましょう。

看護師さんの言葉もうまく取り入れられて

いますね。

 

 

初めての車いす           

        大野悦子

 

風邪をこじらせて

入院することになった

看護士さんは

病室まで歩こうとする私に車ぃすを薦めた

 

車いすに乗る日がくるとは・・・

とたんに 十も年を取ったようで

情けなかった

 

看護士さんは車いすを押しながら

「お部屋は502号室をご用意しました」

ホテルの客室に案内されるようで

可笑しかった

談話室を通りかかったとき

「朝乃山の取り組みが近づくと

いつも談話室の大きなテレビ画面の前に

患者さんたちが集まって来られるちゃよ

富山出身の力士を応援するわいね」

 

看護士さんの富山弁の

力のこもった明るい声に

私も励まされたような気がした

 

 

 

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